2021年1月31日日曜日

Grus vipio


2020年11月20日,マナヅルが市内に来ているとの報を得たので確認に向かった.あの川なら中洲をねぐらにしているだろうと当たりをつけ早朝に現地へ向かうと,予想通りの場所で朝食をとっていた.情報提供者によると「初確認は付近の水田で2020年7月18日.10月にも同地点で確認」.
現在,この河川は改修により,生息地が改変されてしまっている.中州はつぶされてしまった.当人はあまり気にしていない様子だが(写真: 2021年1月30日撮影),多少の配慮があってもよいのでは.
以下,しまねRDBより「島根県:情報不足(DD).環境省:絶滅危惧種II類(VU).定期的な渡来地である鹿児島県などを除けば,本県は比較的渡来が多い県の一つである.渡りの時期に見られることが多く,単独または数羽のことが多い.出雲平野などで,まれに越冬する.」別の知人によると,8年以上前にも当地で確認されているという.インターネット上で検索をすると2006年の新聞記事がヒットした.これは別個体だろうか.


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中の人:チョロケン村です.2014年から6年間の大学生活を鳥取で過ごし,2020年春から島根県に居を移す.昆虫(カミキリムシ,蛾,水生昆虫など)や魚(特にハゼやどじょう,口が下向きについているコイ科など),植物(草原,湿地,ブナ林)が好きです.山陰,中国山地が好きです.最近の関心...